結局やっぱりまたしても世界は滅亡などしなかった。今となっては滅亡なんて単語を出せば笑われるに違いない。信じてなどはいなかったけれど、心のどこかで期待していた部分はあったのかもしれない。思い出してみると、あの夜の月は船のような形をしていた。…
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